2016年7月14日木曜日

初投稿です!

こんにちは、就職コースの担当の長嶋です。
これから就職コースのブログをUPさせていただきます!よろしくお願いいたします!
それでは、これまでの状況を報告します!

就職コースでは、社会で活躍できる人材の育成を第一に考えています。
 様々な職業を体験することで、就きたい職業の幅を広げる事と、就職してから想像と違う職業に就くことを避ける事ができると考えています。

その1つとして、現在就職コースでは農業体験として、野菜栽培を行っています。農作物の栽培の大変さと収穫の喜びを感じ、食べられることへの感謝を学べるように畑づくりから始めました。どのような形で野菜ができるのか、どれくらいの期間でできるのか、管理はどれくらい大変なのかを考え日々の記録と共に生徒が学習して行くシステムとなりました。


2回目の授業では、畑の整備として石拾いをまず行いました。

この日は学年問わず、就職コースすべての生徒を対象に畑へ向かい、協力して石を拾いました。野菜の成長の妨げとなる石を1時間以上かけ取り除きました。その後、みんなで使い慣れないクワやスコップを使用して土を耕し、畑は徐々に変わって行きました。しかし広い面積の畑の為耕し作業が一日では終わらず、目標としていた種植えまでたどり着けませんでした。
 












3回目の授業では畑の整備作業の続きと、種植えと苗植えを行いました。

これからの時期に植えるのは夏野菜が中心です。植えた苗はナス、キュウリ、サツマイモ、オクラ、枝豆、トウモロコシです。みんなで協力して植えている最中も、たくさんの石が出てしまい、なかなか終わらない畑の整備作業に、生徒たちが苦戦していました。これも社会勉強であり、野菜を作る上での苦労を少しは理解したのではないかと思います。





4回目の授業では、水やりと野菜がしっかり上を向き育つように支柱を立てました。

芽が出たばかりの頃は、根がしっかりなっていない為に水を吸収しにくく、植物の一番枯れやすい時期なので、気遣いながら水をあげていました。数日前に植えた種がいつの間にか発芽し、生徒たちは植物の成長に驚いていました。野菜それぞれによって葉っぱの形が違い、成長度合いが違う植物をみて生徒たちは非常に驚いていました。同じ野菜でも成長している苗とそうでない苗があり、同じように育てても決して同じように成長するわけではないと生徒たちは勉強しました。




想像以上に野菜が育ち、生徒たちも授業にやりがいを感じてきました。行くたびに野菜が成長して、畑に行く楽しみが増えてきました。
しかし、良いことばかりではありません。野菜が順調に育つのと同時に、雑草が増えてきました。雑草に土の中の栄養分が行かないように雑草を抜き畑の整備を行いました。





6月24日の畑では、野菜もしっかり根をはり、こまめな水やりをする
必要がないくらいに成長しました。ここまでの成長のスピードに生徒は驚いていました。そして今回、初めての収穫ができました。きゅうりを収穫することができました。普段、自宅やスーパーで見るきゅうりと全く違い、驚くほど大きいキュウリや、曲がったキュウリなど、様々な形があり生徒たちは非常に驚いていました。
収穫した野菜で何を作ろうかと言う前向きな声も聴くことができ、収穫した野菜で収穫の喜びが生徒のモチベーションとなり草ぬきや水やりにも今まで以上に前向きに取り組むようになりました。


 









































7月2日 午前中に畑へ向かい、収穫をしました。また雑草の処理や水まきを行いました。ここまでくると生徒たちは手慣れた手つきですべてを行い、先生の指示より早く自ら考えて行動できるようになりました。この日もキュウリやナス、オクラが収穫でき、前日に計画した内容を元に、就職コースとして初の調理実習を行いました。
包丁の扱いには非常に怖かったですが、生徒たちは楽しそうに切ったり、焼いたり、調子しました。作った料理は、きゅうりの浅漬け、サラダ、オクラのおひたし、麻婆ナスです。
作った料理はみんなで食べ、職員室の先生方にも食べていただきました。採れたて新鮮の野菜はとてもおいしかったです。


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